奥田 修史(なおふみ)長崎県生まれ 50歳 米国 ハワイ大卒 2003年理事長就任


by naofumi_okuda

スランプからの脱出

この約1か月、私はスランプに陥りました。

ずっと風邪をこじらせていたせいもあってか気分が上に向かず、暗い毎日を過ごしていました。

もちろん人に悟れないように。

そして、そんな状態の時は悪い事も起こりがちです。

私が理想としないことが次々と起こり、ますます暗い気持ちになりました。

そんな中、生徒募集はとても順調で、例年以上のスピードで定員を上回り、来年度はとても優秀な生徒が多く入ってきてくれることになりました。

この状況に、私は混乱してしまいました。

「やれてないのに、良い結果が出てしまっている・・・」

生徒の為になっていないことが起こっているのに、生徒募集は順調・・・。

この矛盾は何なんだ・・・?

考えれば考えるほど、心にぽっかりと穴が開いてしまいました。

生徒達は毎日一生懸命がんばってくれて、ブログに書くネタは山のようにあるのに全く書く気が起こらない。

人との接触をあまりしたくないのでFacebookも更新していませんでした。

いろんな事を考えているうちに、私個人の課題が見つかりました。

「もっと『伝える』努力をしなければならない。」

私はいつしか、「自分の言いたい事は、言わなくても分かっているであろう」という錯覚に陥ってしまっていました。

とんでもない間違いを犯していました。

この1か月で私に降りかかってきた「理想でないこと」は、全て私が原因で作り出していました。

そして、勝手に出る「良い結果」に戸惑ってしまいました。

今、創成館は大きな過渡期に来ました。

やっとここまでたどり着いたのかもしれません。

ここまで来る為に、相当な無茶をしてきました。

教育界では異端的な扱いもされてきましたし、後ろ指も指されてきました。

私は、今回のスランプで自分の不甲斐なさを知り、いくら結果が出ても、自身の中身に伴わなければ全く喜べないことを学びました。

そして、更なる飛躍のきっかけをもらいました。

さあて、いこうか・・・。

私は、今の現実をしっかりと受け止めます。

私は、もっともっと理想を伝える努力をします。

そして、

私は、私のやり方を堂々と貫きます。

「変わり者とでもバカとでも呼べ! ただし臆病者とは呼ばせない!」


by naofumi_okuda | 2018-03-05 16:20